老人には田舎は辛かった
近年、地方への移住が注目され、若者だけでなくシニア世代でもセカンドライフとして移住を考えている方が増えてます。本記事では私自身の体験で「シニア世代の移住」と「予算1000万円」で移住ができる点を実体験で紹介します。安らかな年金生活考えてみませんか。私も悩んだ挙句、60歳オーバで行動しました。
定年を機に移住が増えている理由は?
定年後の移住が増えている理由は、地方でゆったりとしたセカンドライフを過ごしたいと思うほかにもいくつかあります。ここからはその理由を紹介します。
地方生活でコストの削減
地方生活で最もコストを削減できる部分は住居費です。地方では地価が都市部よりも安いため、住宅を購入するときに、同じ大きさでも地方のほうが安く購入できます。賃貸の場合でも、都市部より地方のほうがより家賃が低い傾向です。私の住んでいる山口県は空き家が増えてます。0円もあるのです。都会では感がられない状況です。
また、その地でとれた野菜や魚は安くなるため、食費も削減できます。地産の食材は輸送費などの中間料金がかからず安いうえ、新鮮なため、コストを削減しながらおいしく食べられるでしょう。
ネットの普及による利便性の高まり
地方では買い物が大変だといわれますが、最近ではネットを使うことで、家にいながら買い物ができるようになりました。米などの重い荷物や遠くまで買いに行く必要があるものを、自宅にいながら簡単に入手できます。
また、車が必要な地方で免許を返納した場合や、体調不良により自分で買い物ができない状況でも利用できるため、非常に便利です。月額料金を支払うことで送料が無料になるサイトもあるため、経済的な負担も少なく、商品数が多いため、値段を見比べることで安く抑えられます。このように昔は地方暮らしで不便だったことも、現在はネットの普及で快適に過ごせるでしょう。大きな買い物はamazone使って定期便やってます。
予算1000万円で地方に移住は可能?
ここからは予算1000万円で地方に移住可能である点について解説します。予算内で中古の住宅を購入する際の注意点と、自治体が行っている移住支援について確認しましょう。
中古物件を買うなら可能
中古物件であれば、1000万円の予算でも十分に移住は可能です。中古物件の値段は築年数や土地面積などで決まりますが、地方では数百万円で販売している物件も少なくありません。
ただし、築年数が長く、しばらく人が住んでいない住宅は修繕が必要なことが多く、購入価格よりも修繕費のほうが高くなる場合があるため、予算を超えてしまうおそれがあります。
特に水回り・屋根・外壁などは劣化していることが多いため、気に入った物件があれば、町の雰囲気とともに見学することをおすすめします。私もリホーム費用のほうが高くなっちゃいました。
各自治体の助成金を活用しよう
近年では、移住者に対して助成金などの移住支援をおこなっている自治体も多いので、いくつか紹介します。
北海道の歌志内市では、転入者が中古住宅を購入した際に、最大で200万円の助成金が受け取れる支援をおこなっています。条件は、歌志内市に5年以上定住する意思と、税金などの滞納がないことなどです。
新築で購入した場合は250万円の奨励金が発生し、さらに歌志内市の建設業者から購入することで100万円、二世帯住宅の場合は50万円が、それぞれ追加で受け取れます。また歌志内市では、2泊3日で宿泊費無料の短期移住もできるため、事前に雰囲気などを知ることもできるでしょう。
富山県の魚津市では、転入者が新築または中古の住宅を購入した際に、購入費の4%を助成金として支援しています。1000万円で住宅を購入した場合は、40万円の補助金を受け取れます。ただし補助金の限度額は100万円までで、補助金を受け取れるのは、魚津市内の指定された地域の住宅を購入した場合です。
福島県の二本松市では、転入者が住宅を購入した際に、最大140万円の助成金を支給しています。さらにいくつかの条件を満たすと、最大60万円が加算される仕組みです。
私の移住した山口県宇部市は、東京からだと100万円+中古住宅は30万円+子育て支援など大盤振る舞いの助成金があります。程よい都会で便利な地域です
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/boshu/boshuu_kurashi/1002173.html
https://ube-iju.jp
自治体の助成金を活用しながら、地方での快適な暮らしを目指しましょう。
