ヤフオクの闇。シミー現象

ヤフオクでバイクを購入しました

普通の方は気づかないと思うのですが、私はバイク歴も長く乗った瞬間ハンドルの微妙なブレを感じました。

シミー現象とは

運転中にハンドルが取られたりふらついたりします

このまま走っているとブレがひどくなりいつか事故を起こしてしまいそうで不安です。
最終的には修理へ出しましたが要因は下記があります

1)ステムナットの調整不良

ステムナットとはフロントフォークとメインフレームをつなぐアンダーブラケット(三又)を固定するナットです。
ステムナットの締め付けトルクは直にハンドル操作に影響が出ます。緩すぎる場合はブレーキング時や走行中の振動の影響を受けやすくなりガタつきを感じるようになったりハンドルがふられる原因になってしまいます。
逆に締め付けトルクが強すぎるとガタつきは感じなくなりますがセルフステア(※1)が効かなくなったりハンドルが重くなってしまい走行中のハンドル操作がしにくくなってしまいます。
ステムナットを規定のトルク値で締めてあげる事が大切です。またステムナットの締め付けには専用工具が必要になりますので必ず用意してから作業を始めるようにしましょう。
※1セルフステア:ハンドルを意識的に切らなくても車体を傾けた際に自然とハンドルが切れる二輪車の特性

ハンドルがふらつく取られる原因となる6か所
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2)ステムベアリングの不良

ステムベアリング

ステムベアリング

バイクのステム(ハンドル&フロントフォークを固定するトップブリッジとアンダーブラケットのキット)部分には上下に一つづつベアリング(回転を滑らかにする部品)が入っており このベアリングによりハンドルがスムーズに動くようになっています。
しかし、長年乗られいる車両はグリスが切れていたり埃や水が混入し錆びて動きが渋くなっている事があります。
前輪を浮かしハンドルをゆっくり左右に切った時に重く感じる箇所がある場合はベアリングに何らかのトラブルが起きていると言えるでしょう。
グリス切れの場合はグリスアップを施し、錆びが出ている場合は交換が必要になります。しかしグリスアップもベアリング交換も作業内容は殆ど同じであること、またベアリング自体の価格もそこまで高くないので交換をする事をお勧めします。
ベアリング自体の価格は上下で3,000円前~6,000円前後、バイク屋さんへ依頼した場合の工賃は12,000円前後~24,000円前後になります。

アンダーブラケット
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3)ステムベアリング、ベアリングレース段付き

バイクの走行中は基本的にはハンドルを真っ直ぐに走っている時が一番多くなります。
走行中はフロントフォークで衝撃を吸収していますが吸収しきれなかった衝撃が蓄積されることでベアリングやベアリングレース(ベアリングの構成パーツでボールを格納する内径・外径部分)に段付きが生じてしまいます。
また、ハンドルを切った状態で衝撃を受けた場合はその場所で段付きが生じてしまいます。
前輪を浮かせられる場合は浮かせ、浮かせられない場合は表面が平らなコンクリートの上などでハンドルを真っ直ぐにしゆっくりと左右にハンドルを切ります。
その時に若干の引っ掛かりがある場合はベアリングやレースの段付きが原因です。走行中はこの段付き部分の引っ掛かりにハンドルを取られフラつきの原因になる事もあります。
ステムベアリング・ベアリングレースの段付きはベアリング・ベアリングレースの交換により修理が可能です。ベアリングの値段が3,000円前後~6,000円前後、ベアリングレースの値段が1,000円前後~2,000円前後になります。 バイク屋さんへ依頼した際の工賃は14,000円前後~26,000円前後になります。今回は近くのバイク屋さんと相談しこちらを対処していただきました。確かにベアリングの玉突きは起きてました。23000円修理代かかりましたが、ヤフーのバイク屋さんは代金を支払っていただきました(悪徳ではないですのでよかったです)

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4)ホイールベアリングの不良

ホイールのハブベアリングはフロントフォークとタイヤを接続している部分の部品です。タイヤの回転をスムーズにする為のベアリングですがベアリングに不具合が生じるとハンドル操作に直に影響が出ると言っても良いでしょう。
ベアリング内部のグリス切れや劣化、また衝撃によって内部が破損すると、タイヤのガタ付きが発生します。その事によって車体のフラつきやハンドルが取られてしまう他にも異音や燃費の悪化につながります。
ホイールベアリングの不良は、ベアリングの交換により対処可能です。ベアリング自体の値段は左右2個で1,500円前後~2,500円前後になります。バイク屋さんへ依頼した場合の工賃は10,000円前後~15,000円前後になります。

5)アクスルシャフトのナットの緩み

アクスルシャフトとはタイヤ(ホイール)をフロントフォークへ固定する為のシャフト(長いボルトの様な物)です。
普段の使用でシャフトを固定する為のナットが緩む事は考えづらいのですが、フロントタイヤの交換等でタイヤを外す作業をした後に増し締め不足が原因で緩んでしまう事があります。
ナットが緩んでしまうとフロントフォークとホイールの間に隙間が発生しフロントフォークがブレてしまいハンドル操作が不安定になりフラつきやハンドルが取られる原因になります。
また、そのままの状態で走行を続けるとナットが外れシャフトが抜け、タイヤが外れてしまう可能性があり大変危険です。作業後の乗車で違和感を感じた場合はもう一度作業をした周辺の箇所の確認をするようにしましょう。

アクスルシャフトのナット
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6)タイヤの空気圧不足・偏摩耗

タイヤの空気圧が不足しているとタイヤ自体の接地面と抵抗が大きくなり安定した走行ができない他にハンドルを取られてしまったり異常発熱が起こりタイヤ自体の剥離やコード切れ、ビートが外れてしまったりバーストの原因になります。
また、空気圧不足はタイヤの偏摩耗の原因になり、偏摩耗が起きたタイヤは安定性の低下やハンドルのブレ等の原因になります、一度一定の空気圧以下で走行したタイヤは偏摩耗が激しく走行が不安定になり運転がしずらくなってしまいます。
タイヤの空気圧はガソリンスタンド等で測る事も可能ですし空気を入れる事も可能です、給油の際に定期的に空気圧の管理をしましょう。
また、タイヤ自体は消耗品ですまだ大丈夫と思っていても雨の日には滑りやすくなります、早めの判断をし必要であれば進んで交換するようにしましょう。

摩耗したタイヤ
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7)リアボックスの過積載、二人乗り

二人乗りやリアボックス、キャリア等に重い荷物を入れているとフロント側の荷重が減って軽いウィリー(フロントアップ)状態になりハンドル操作が軽くなりフラつきやすくなってしまう事があります。
大型バイクよりも小さなスクーター等に起きやすく普段あまり二人乗りや荷物を乗せる機会がない方は走り初めのうちは注意が必要です。
慣れるまでは安全な速度で走行するようにしましょう。

最後に

ninjya250 2016年度ですが、すっごく気に入ってます。乗りやすいバイクでした。大切に扱っていきます。みなさんも気になる点はきちんと整備してハッピーバイクライフをお過ごしくださいね